偶然にも実家は私の家の近くだった




電話をした時お互い外にでていて近くにいることがわかり




私たちは会うことになった



いつもは優しい感じの中尾さん



迎えに来た車は、車のことは詳しくない私が見てもちょっといかつい感じで高級そうだった





「さちぃ−乗りな」



顔をくちゃくちゃにして笑う中尾さん



私はこの笑顔が大好きだ




呼び方も‘さっちん’と呼んでいたのに‘さっち’とか‘しゃちぃ’と距離が縮まった感じになっていった




私はそのいかつい車に乗りドライブをした




中尾さんは用事があるらしくてあまり一緒にいれないらしい





最初は30分くらいの予定だったが30分なんてすぐにたってしまった






「ごめん−悪いんだけどそろそろ送るょ」



「えっ‥もう時間!?…私…もっと中尾さんと一緒にいたいのに…」




!?



本音といえどもすごいことを言ってしまった