中尾さんとの電話を切ると自分の感情がコントロールできなくなっていた




でもこのままでは自分でもわけのわからないことをしてしまいそうで−





私は友達の亜美にメールをした





「もう死んでしまいそうなくらい苦しくて悲しくて寂しいよ…」




すると亜美から電話がかかってきた




「もしもし」



「さち大丈夫?何があったん?」






私は田岡さんから聞いたことを亜美に言ったそして最近中尾さんの様子が変だということも−




「私思うんやけど中尾さんに直接聞いたほうがいいよ。田岡さんが二人の仲を引き裂くための作戦とも考えられるし…」




確かに…



まだそうと決まったわけではない




けど



確かな確信があった



中尾さん



私は今、悪い夢をみてるんだよね




夢から覚めたらきっと



隣には


あなたがいて


ずっと


私のそばで


私の大好きな笑顔で
笑ってくれるよね





中尾さん


もう


とめられない



とまらないくらい


あなたのことが



大好きです