二人の間に沈黙が流れた



「よし…じゃぁもうちょっとドライブしようか」





「えっ…いいの?ありがとう」





こうして私たちは少し山道を走って話をした





「さっちって彼氏いるの?」





「えっ…いませんけど…」





「そうなんだ…俺結構さっちのことタイプなんだ…」






えっ!?本当に!?






いつしか二人は手を握り合っていた





私は彼の肩によりかかりかなりいい感じになっていた





すると中尾さんが私に軽くチュッとした





びっくりする私…





「中尾さん…付き合ってないのにチュッてしたらだめですよ」






私がそう言うと中尾さんは遠い目をしてゆっくりと話を始めた