この事件以降俺達は卒業したら誰もが道を譲る硬派不良で獣道を進もうって腹をくくった。

年がら年中ヤクザの事務所に出入りしては犯罪のプロの事を見ては盗んだ。

だがまだ少年。

先に暴走族

極○道をやらなきゃと決めたんだ。

そして先輩方の舎弟として常にお供をした。

修行は物凄く辛かった。

先輩が見えたら直立不動でひたすら押忍の連呼、で会う人会う人にボコボコにヤキを入れられた。

約半年は毎日5人位の先輩に1人につき20発はパンチや蹴りを入れられるのだ。
喧嘩で相手をぶっ飛ばしたくて不良になったのに飯も食えないどころか話すのも苦しい程ヤキを貰った。

また繁華街に連れてかれヤクザだろうがなんだろうが行けと言われれば殴りかかった。

それじゃ鬱憤が溜まって堪らない。

だからヤキが終わると敵対する地域に乗り込みめちゃくちゃに暴れたんだ。

それが極○道の始まりだから。

俺とバブは目をかけられてたから余計辛かった。

が二人共気合いで踏ん張ったんだ。