ライキパパがゆっくりと話し始めた。

「ライキ。今まですまなかった。私たちは会社の事でいっぱいでライキの気持ちを考えなかった。かなりのプレッシャーをかけてしまってた。お前がこの家を飛び出した時どうしてなのかわからなかった。……親失格だ……。この4年間は私たちにとって必要だったんだと思う。お前が帰ってきた時本当に嬉しかった。あのときと違う生き生きとした目をみてそう思ったんだ。ライキの口から美空ちゃんの話を聞いて「この子がライキを変えてくれた」んだと思った。……美空ちゃんあらがとう!私たちからもお礼を言うよ。そしてこれからもライキの事をよろしくお願いします」