「俺は、赤龍の事も会社継ぐ事も美空の事も本気だ。……美空と幸せになりたい。そのためには大学に行かないといけない。総長引退は拓磨や隼斗に相談して決めたんだ。ずっと悩んでた……あいつらは会社の事や美空の事考えてそうした方がいいと言ってくれた。……総長は隼斗に引き継ぐ。……美空俺について来てくれるか?」

私の目から涙がこぼれた。

うれしくて…うれしくて。
幸せすぎて。