何も考えられない日々が続く。 朝、同じ時間に学校に来て、喋って、勉強して部活に励む。 何も変わらない。 木之下先輩とも、たまに会うくらい。 でも、私はそれでいいと思う。 だって、波乱があるよりいいじゃん。 でも、その考えは甘かった―――