『このまま帰れると思ってんの?』

『えっ?』

ドキッとする
あぁこの人も元カレと一緒なんだ。
元カレよりもずっと綺麗な顔で私を見据える


心臓がばくばくしてくる

聞こえちゃいそうなほどに


『もう終電ないし』

『えっあぁ!そんな距離ないし歩くから』