「さっ、早く飲みに
行こう。」


美菜が私の腕を引っ張った。


私たちは、人で賑わう通りを
歩いた。


人が多い居酒屋は避け、
落ち着けるバーに
たどり着いた。


「いらっしゃいませ。」


ドアを開けると私たちと同じ
くらいの青年が立っていた。