「何隠れてんの?」


「寒気がしたので」


ってなんで敬語で話してんの!?


「あっそ」


「そうです」


そしてあたし達の会話は、終了。


短い会話でしょ?


これでもカレカノなんだよ?


おかしいよね………。


でも


これだけしか話せなくても胸がポカポカで


星野くんが側にいるだけでドキドキする。


やっぱりあたしって
星野くんのことが好きなんだなぁって実感しちゃう。


そんなことを考えてたら
星野くんは、あたしに布団を頭まで被せる。


あたしが布団から顔を出そうとしたら
布団の上から抱き締められた。