「陽ちゃ…っ//」


「スケッチブック…、見た?」


「…っうん…、」


心臓がドクドクと忙しく動き、体温が上がってゆく。


「初純ばっか…描いちゃうんだよな…」


『ハハッ…』と乾いた笑い声が後ろから小さく聞こえた。



「ぇ…?」






「…今も昔も……、それはずっと変わらない…」



…─?!



『昔も』って…










「初純…好きだよ」