「で、これからどうするんだ?」

侑のひと言で視線が姫に集まった。

「考え中だけどなるべく乃依を一人で行動させないでほしい。」

「まぁそれが普通だけど一番安全な方法だよなぁ」

みんなこの姫の提案に納得してるけどそれでいいのかなぁ。

「安心して乃依。乃依はぜ~ったい莉衣達が守るから!!」

なんかあんまり莉衣は信用できないけどここはみんなを信じることにしますか。

なんて思っていたあたしとは裏腹に何か考え込んでいる人がいたことには全く気付きませんでした。

それにこの時気が付いていれば事態は今とは違う方向に進んでいっていたのかなぁ。

ねぇ。侑。