「なぜスリッパなんですか?上靴を買えばいいじゃないですか。」

「生活委員は人の家庭の事情にまで首を突っ込むんですか?」

姫、まじ怖いんですけど・・・

「まぁさすがにそこまではしませんが…いちよう理由を話してもらえませんか?」

どうしよう。理由、話さなきゃダメかなぁ?

「だ~か~ら~プライベートなことまで風紀委員はきかなきゃいけないの?」

あたし姫にかばってもらってる立場だけどマジ怖い。

「わかりました。今回はもういいですから次回から気をつけてください。」

「だから一年間スリッパでもいいって言われてるのに気をつけなきゃいけないの?」(ぶつぶつ)

まだ言いますか姫。

そんな風紀委員と姫のやり取りで生活チェックは終わってしまいました。

早かったなぁ~

「おい姫、スリッパでそんなにもめなくても理由を話せばすぐに終わっただろ?」

ていう侑のごもっともな意見に姫はどうこたえるんだろ?

「どぉ~しても話せない内容だったの。」

姫。約束守って言わないでおいてくれてありがとう。