「もう、無理なのかな...?ねぇソラ」

「無理?」

胸に手を当てて、切なそうに呟いた。

「時を越えて、何度この地に生まれ落ちたとしても___...失った時間は、戻ってこないの」


俺だって、
時を越え、世界を駆け 生まれ落ちた。

そして 探しモノは見付かった。

「俺は、お前を見付けた。」


「...本当に、あなたは 全く」


何モ覚エテナイノネ...
大切ナモノハ、イツモソウ

貴方ハ忘レテシマウノネ、コノ人殺シ。