その日ベットに飛び込んで私は考えた。
本当に先生が好きなの?って。
どこが好きなのか?って。

私はまだ全然先生の事を分かってないのに
分かっているのは

25歳 独身
明るくて面白い
笑顔が格好いい

この3つだけ。

これだけしか知らないのに本当に好きって思っていいのだろうか。
私は考えた。
考えて考えて何回も考えたけど
出た答えは『好き』

やっぱり私は先生のこと好きになっちゃったんだ。

初めて好きな人が出来た喜びとともに
相手が先生であるという絶望に陥った。

見てるだけ・・・
見つめるだけ・・・
そう自分に言い聞かせて
美緒との待ち合わせ場所に向かった。