「連が好きだよ。」
そう言って馨は僕を抱きしめてくれた。
そして何度も何度も「好きだ」って言ってくれた。
でもね、こんな甘い世界が現実なわけがない。
だってこの思いは僕の一方通行だからー…
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ピピピピッ
「……は…ぁ…っ」
案の定これは僕の夢だった。
分かっていたけれど自然と溜め息がこぼれた。
僕が女の子だったら馨にこの気持ち伝える事が出来たかな?
別に女の子になりたいんじゃなくてただキミの…馨の隣にいたいだけ。