「・・・・・桐とッ一緒にいたい・・・ッ」






・・・・・・・なんで












「・・・・・・・・なんで泣いてんの?」



「・・・ッ」





柚の目からは大粒の涙が流れる






「・・・・ごめんね?」



怖がらせて

俺はいったんソファから立ち上がろうとした







「・・・・・・・・行かないでッ!」









右手が






俺の右手が柚の手に触れられていた