そんなことを思ってても必ずその日はやってくる。 そしてもちろん… その日はあっけなくやってきた。 はぁ… 翔になんて言おうかな。 そんなことを思ってたら横からおっはよ、と親友の工藤まみの明るい声が聞こえた。 「まみか…」 「ちょっと何それ!? ってゆーかあんた目死んでるよ」 それは紛れもなくバレンタインのせいだ…