「ねぇ、もしかしてなんだけど…
お父様とお母様に会った…?」
「え…、あ、あぁ。
海咲の家に泊まりに行ったときに…。」
やっぱり…
聖は知ってしまったんだ
きっと…
「ねぇ、聖、お父様に何か言われなかった??」
「……っ。」
やっぱり、そうなんだね
聖、知ってて
私に構ってくれたんだ
「知ってるんでしょ?聖。
私に婚約者がいる事…。」
「…あぁ…。そんとき聞いた。」
「だから、聖は私に『別れよう』って言ったんだね。
優しいね、聖はやっぱり…。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…