「あぁー!!
あいつ、本当にむかつく!」


「どうしたの、凜。」



「むかつかなかった??海咲。

あいつ、私ほんとに苦手。
てゆーか嫌い!!!」



凜まで豹変した。
はて…?何かあったのかな?



「あいつ、
住田っていたでしょ?
あいつ、聖のこと好きなのよ。

だから、聖に近づく女は
排除しようとするの。」



そんな…!?
ひどい。



「それに、私
あいつと去年同クラで
その時私が好きだった
男子、横取りされたの…。


私のデマの悪口流してね。」


そんな事が。。。それはひど過ぎっ…
いくら好きでも普通そこまでしないよね?


「まぁ、それに乗せられる男子も男子だけどね…。

でも、もういいの。

とにかく今はあいつの事が
キライなだけ!」