「アアッ!わ、忘れてました!すみません、すぐに買ってきて書きます!」


「いいよ、履歴書は」


マスターが苦笑いをしている


「すみません…」


アッチャー!もうダメだ…


「バイトは夜だけってことかな?」


「出来たら…夕方からなら毎日でも大丈夫です」


マスターは腕組みをして少し考えていた


その間、私は視線をテーブルに向けてひたすらOKを待つ


「そうだね…じゃ、お願いしようかな」


「本当ですか!?」


私は思わず立ち上がった


「うん、早速明日からよろしく頼むよ」