あの時と同じような大人の色気を漂わせた王子様


興味アリアリです!


今がチャンス?


でも、顔が真っ赤なのがバレるから下を向いていた


「いえ…その…」


背中に変な汗をかいているのを感じる


きっと耳まで真っ赤だね


良かった〜髪、長くて


ドキドキしていると、王子様が話しかけてくる


「自己紹介でもしようか?」


「ハ、ハイ!」


私は頑張って顔を上げた


「俺は日向昴(ヒュウガスバル)大学4年」


「日向…昴…さん…」


「姫は?」