昴はそう言って私の髪の毛を撫でながら笑う


またするし?


今からお風呂入って、私、帰るのに?


「お風呂入ってくる」


お風呂場へ行く途中、壁に掛かっている時計を見た


もう2時になるの?


そうだよね、昴が帰って来たのが夜中近くで、それから夜食食べたりしたから


私は泡風呂の中に身体を沈めた


私、とうとうしちゃった


始めは怖かったけど、大好きな昴がリードしてくれて、怖い感情が嬉しいって感情に変わったっけ


これが無理矢理だったりしたら、本当に怖いかも…