「イヤなら言って?やめるから」


日向さんはそう言うと私の唇を塞いだ


何回か角度を変えて触れるだけのキス


その度にわざとリップ音を立てる日向さん


クスッと笑いながら何度も何度もついばむようなキスをする


思わず私もクスッと笑ってしまった


「姫…ベッドで夜景見よ?」


「うん」


私は日向さんに手を掴まれてソファーから起き上がり、寝室に連れて行かれた


ベッドに行くってことは…


大丈夫!怖くない!そのつもりだったから