車は美大に近付き、俺は花束を持って、アレンジを教える教室へ向かった
いつもより少し長めに指導して、挨拶をして帰る
最後だと説明したからか、何人かの美大生に声をかけられた
しかし、俺は姫の声しか受け付けない
「用事あるから…」
そう言って美大を出た
これから何しよ…
駐車場で携帯電話を取り出し、姫の番号を掲示させる
レポートがあるって言ってたっけ
通話ボタンを押せば繋がるのは間違いないのに…
姫が遠く感じた
今日、何度溜め息をついただろう
俺は静かに携帯電話を閉じて、車を発進させた
ホテルに戻り、ベッドに横になる
昨日、お互いの気持ちは通じたハズなのに、どうしてこうスレ違ってばっかなんだ?
───────……
いつもより少し長めに指導して、挨拶をして帰る
最後だと説明したからか、何人かの美大生に声をかけられた
しかし、俺は姫の声しか受け付けない
「用事あるから…」
そう言って美大を出た
これから何しよ…
駐車場で携帯電話を取り出し、姫の番号を掲示させる
レポートがあるって言ってたっけ
通話ボタンを押せば繋がるのは間違いないのに…
姫が遠く感じた
今日、何度溜め息をついただろう
俺は静かに携帯電話を閉じて、車を発進させた
ホテルに戻り、ベッドに横になる
昨日、お互いの気持ちは通じたハズなのに、どうしてこうスレ違ってばっかなんだ?
───────……