私は小さなキッチンでコーヒーを作った


苦い匂いがしてくる


「ハイ、お待たせ」


私はガラステーブルの上にコーヒーを置いた


「おっ!サンキュー」


私の作ったコーヒーを日向さんが飲む


嬉しいかも


「姫〜俺、イラスト描くからさ…何か話して」


「え?邪魔にならない?」


集中しなきゃダメなんじゃないの?


「姫の話が聞きたい」


「う、うん…」


私は日向さんの座っている後ろの長いソファーに座った


まず大学の話を始めて、結衣、コンパ嫌いの話


「まぁ…確かにコンパでお持ち帰りはエッチ目的だよな…」