「素敵です」


「そう?じゃ、こんな感じで仕上げようかな…」


日向さんは携帯をパタンと閉じた


「結婚式っていつですか?」


「結婚式?6月だよ」


「そうですか…もうすぐですね」


もしかして、私のお手伝いって終わり?


特に何もしてないし…


後は仕上げるだけでしょ?


「姫は…大学で何してんの?」


「私は…栄養士の勉強を…」


「はぁ〜ん…だから料理がウマイんだな」


日向さんが微笑みながら私の頭をポンポン