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私はいつも日向さんにお金を使わせてばかりなので、今日は払おうと財布を手にした


「姫はそんなことしなくていいよ」


日向さんが前の様に、私の財布を押さえる


「本当にいいんですか?」


「もちろん!俺が誘ったんだから気にしないで」


「すみません…ご馳走になります」


結局、またおごって貰っちゃった


「姫、昨日の場所まで送るよ」


「そんな〜いいです。1人で帰れます」


私は顔の前で右手を振った


「送ったら…迷惑?」