好きだなんて言葉…


男性に言ったことのない私


あっ…好きなのはケーキって意味だし、特に変な意味はなくて…


1人で動揺しまくりながら、きっと耳まで真っ赤だろうなと恥ずかしながら、紅茶のカップに口を付けた


「アッツ…」


ジュルッ…


ゲッ!紅茶をすすってしまった


私ってば…サイアク〜


「姫…猫舌?」


「い、いえ…頭の中でアイスティーを想像してたので…」


まさか、恥ずかしくて動揺してるなんて言えないし


「姫の笑顔…初めて見たけど、可愛いよ」


「ハァ…ども…」