「え、あっ…そうですね〜」


私は紙の上に描かれた花の絵を何気なく見た


長方形のノートを横にして、描かれている花


鉛筆だけでも、何の花かわかる


「他にも幾つかあるんだ」


日向さんはページをペラペラと捲った


たくさんの花のイラストと配置が違うページ


「凄くステキ…」


「ハハ…ありがとう…」


私は何枚ものページに描かれたイラストを見ながら、無意識に呟いた


「いいなぁ〜私もこんなステキなお花のイラストに、迎えてもらって結婚式したいな〜」