「うん…まぁね…私が終わる時間に合わせて来てくれるの」


「いいなぁ〜そんな彼氏…」


私が羨ましがっていると、神谷さんがドキッとすることを聞いてきた


「ねぇ…姫野さんと一緒に来た男性、彼氏じゃないの?」


「え?あ、あぁ〜残念ながら…」


「ふ〜ん…私、彼氏かと思ってたけど、聞いたらいないって言ったから、不思議だったの…友達?」


友達?いや…違うよね…


「ただの知り合いです…」


私はコーヒーカップを片付けて、ケーキ皿やフォークなどを洗い始めた


「好きなんでしょ?」