「わぁ……きれいだね」
「すごいすごいすごーい」
私は光を掴もうと必死に手をばたつかせる。
なかなか掴めず、悪戦苦闘していると、ばあちゃんがひょいっと光を1個捕まえて私たちに見せてくれた。
とても柔らかいものを扱うように、ゆっくりと手を開く