ようやく止まった時、私は全身傷だらけ。

顔も手も足も切り傷だらけ。

足は捻挫していて歩けなかった。

私は泣いた。

痛かったし、悔しかった。

何で私がこんな目にあわなきゃならないのか。

その怒りの矛先は悠太に向けられた。


「悠太が……裏山に……行こうなんて言うからっ……!!」