九州各地でのスパオオの被害を、足跡としてみていたディレクターであったが、特別 根拠があってのことではなかった。
ただ、明らかにスパオオの狂暴化は、沖縄の頃とは、比べものにならないように感じていた。
虫や動物の被害は、はっきりとはわからないが、人間の被害情報を取りまとめてみると、スパオオのおおむねの足取りがわかってきた。
鹿児島に上陸したスパオオは、熊本、大分で繁殖。
沖縄 奄美の増殖を含めて、九州北部へ。
しかし、瀬戸内海でのスズメバチ被害の報告が異常なほどに多い。
どういうことだ?
一つ言えることは、被害件数と死亡率だ。
間違いなく上がっているのだ!
沖縄奄美の頃とは、比べものにならない。
やはり、悪い意味の進化が進んでいるのか!?
もはや、悠長にしてはいられない。
今こそ、報道ディレクターの腕の見せどころではないのか!?
このまま、スパオオが増えていく事が、どんなに危険なことか、社会に知らせなければならない!