「……華子があれにどのくらい俺の事を書いてるか……

 俺も軽蔑されるだろう」


祐樹は華子みたいに前髪に息を吹きかけ

ちゃめっけを出したつもりだったが

そんなのにも気づかず、華子が喰らいついた。


「な!!大丈夫だってば!!
 
 祐樹は悪いこといっこもしてない!

 絶対大丈夫!

 祐樹は軽蔑なんてされないし

 そらはそんな子じゃない!!」


「…………!?」


いきなりで大目玉をくらった感じ。

思わず祐樹は吹き出した。