「社長が…そう言ったんですか?」


「うん。
きっと何か考えがあるんだろう。


だからサツキちゃんは何も心配せずに、元気よく明日からまた会社にくるように!いいね?」


「………はい。」


「よし、いい子いい子。
じゃあ…おやすみ」


すっかり話こんじゃってたみたいで、いつの間にか近所のコンビニについてた。


家の前まで送ると言う蓮司さんを何とか阻止して急いで車から降りると、蓮司さんはクラクションをププッと2回鳴らして帰って行った。


車が見えなくなるまで見送ってると、何とも言えないため息が出た。