何で牧瀬さんがここに?

てゆうか、いつからそこに…?


……!!
まさか、話きかれた!?

…いや、でも聞かれてバレるような内容は話してないはず…。


探るように牧瀬さんを見ながら、さっき話してた電話の内容を頭の中で反芻してると…


「お疲れ、サツキちゃん」


いつもの優しい笑顔で牧瀬さんはそう言った。


よし、大丈夫!

そう確信できたから…


「お疲れ様です。
どうされたんですか?

あ、社長によばれたんですか?」


私も何事もなかったかのように挨拶をし牧瀬さんに近付いた。