ああ…どうしよう。

アタシまたとんでもないことやってしまったのかもしれない。


そして今回はどうしようもなく、
とてつもなく、
とんでもないこと。


アタシは肩を落として廊下を歩き先生のいるリビングへ戻る。


…謝らなくちゃ…。


「せ…せんせぇ…ごめんなさい。
アタシ、そんなつもりじゃ…
隠れてろって言われたのに勝手に出て行って…」


怒られる。
絶対怒られる。

嫌な思いさせてしまった。

そう思いながら先生に謝る。