すると先生は慌ててアタシの背中を押した。

「早く!隠れて!」

先生はそう言いながら慌ててアタシをクロゼットの中に押し込む。


「わっ!ちょっと…!」


そんな急なことしたって
アタシが一緒に住んでいる気配なんて簡単に消せないってば…。

それでもやっぱりアタシも
この場にアタシがいることはマズイと直感で思ったので
先生の言うがままとりあえずクロゼットの中に入る。



バタン!!


クロゼットのドアが閉められた。