「ナイスバッティング!」 ボールを拾ってくれたのは和也だった。 「ありがと!そっちもいい当たりだったじゃん!」 「まあな」 和也は照れ臭そうに笑って私にボールを投げた。 「じゃあ、そっちも頑張って!」 私は和也からボールを受け取ってソフト部の練習場へと戻った。