やっぱり少しドキドキする。

不安もありながら会いたいと思った。


中に入って 3人はあの人を早速探した。


でも見つからない


「今日 休みかな…?」


そう呟いた時 奥から誰か出てきた。

勇樹君だ。




「あ いた
あの人!」


美優と繭は、ぱっと振り返った。



「あ あの茶髪の人?」


「うん」


「へえー
格好いいね♪」


繭に褒められ 思わず笑ってしまう。



あれ…?


美優の表情が、なんだかおかしい



「あの人…?」