「由華、 なんかあった時はすぐ言いなよ!
もっとうちらを頼りなよ」
美優が言った。
そうだ
2人には 全部話しても大丈夫だよね
「ゴメン
もう一つ言ってなかったことがある」
「何?」
「今ね
本当は うち好きな人がいるんだ」
「マジ?
良かったじゃん!」
「誰か教えてくれる?」
2人は うちがいい加減だとか思わないのかな…?
そう思いかながら、ゆっくりと2人に話し始めた。
「その人がね
初恋の人なんだ
花火大会の時偶然見つけて
その時 すごいドキドキしてさ
また好きになったみたいなんだよね
小学校の時に 好きだった時の気持ちが強かったせいで
また会えたのがすっごく嬉しくて…」
「すごいじゃん!
なんかドラマみたい♪」
「その人のアドとか 分かるの?」
「一応…」
でも
全然メールしてないけどね。
「