赤い顔を俯いて隠しながら、


「うるさいッ黙れっつーのッ
 勇気だって遅刻じゃんッ」


いつもの照れ隠し。



「お前と違ってー俺はー
 じ、て、ん、しゃ、なーの。
 お前は遅刻でもー、
 俺はギリギリセーフ?的な?」


ニヤッと骨格を上げて笑う洋介。
そーゆー所にもドキッてしちゃうあたしって、、



「ふんッいーし、いーもん、
 今日はサボるし、いー「バカ?」



なぬッ?
運動バカにバカって言われたー
もーあたし駄目だよー、


そんなあたしを観て
勇気は溜め息を吐いた。



「お前バカだろ?
 竜次郎に言われてたハズだけど?
 由宇希さー何回もサボってたじゃん。
 10回以上サボったら。。。。
 えーっと?たしか、成績に響くとか、なんとか、、、」





頭の上に1㌧の重さの岩が落ちた気分。
音で表せば『ガーン』みたいな。
きっと今のあたしの顔は真っ青だったと思う。




言わなくても分かるとーり
あたしは遅刻常習犯。
そんでいて成績は国語と英語以外は撃沈。
いつも国語と英語には助けられた・・・
けど。あれ以上落ちたら・・・・








OH MY GOD!