扉を開けると目の前に大きな机があり、パソコンが置いてある。そして奥には棚が並び、ぎっしり本が並んでいた


「ここは俺の書斎。自由に使って良いし、本も読んでも良い。しかし、机の物は仕事関係だから触らないでくれ」


仕事部屋なのに本棚の隅にはファッション雑誌や光世さんが絶対読まない本が数冊置いてある


多分、私の為にしてくれたんだろう


私は笑顔で頷いた