雅人さんは多分私の瞼が腫れているのを気にしてくれているのだろう


昨日よりは落ち着いたけど、まだ解決はしていない


私が雅人さんに話そうとしたら、雅人さんは頭を撫でてくれながら話し始めた


「光世が人の気配で起きないなんて珍しいんだ。よほど安心してるんだろうね」

「…」


私達が話をしていても手を握りながら眠る光世を見つめる