美帆は髪を乾かし、テーブルの上にあるスープを口にした


一人になると思い出してしまう


「グズッ…光世さん…」


美帆が視線を感じ振り向くと、雅人が辛そうな顔をして立っていた


手で涙を拭ってスープを飲み干した