見上げると雅人の顔は微笑んでいたから小さく頷くと、雨を避けるために大きな木の下に移動し、


『○○公園まで車持ってきてくれ』と言って一回電話を切り、再度かけていた


『あ、今どこだ?…すまん、美帆ちゃんが混乱しているから俺に任せてくれ…ああ…わかった』


携帯を閉じて雅人さんはギュッと抱き締めてくれた