光世と雅人が林の後をつき長い廊下を歩いていると、突然後ろの扉が開いた


「何事だ」


部屋から出てきたのは東條寺光明。光世の父親であり、東條寺のトップに立つ男だった


林と雅人は光明にお辞儀をし、光世は眉間にシワを寄せて睨んでいた