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今、俺はとても機嫌が悪い。隣に座る雅人も声をかけることが出来ないくらい黒いオーラを放っている


何故かというと


先ほどかかってきた電話が原因


「早くしろ」


「はっ…はい」


運転手も焦りながらアクセルを踏んでいた