「じゃあ、部屋でケーキでもたべましょ。美帆さん、はなを連れてきてもらっても良い?」


「はい…」


美帆は猫を抱き上げてフゥと息を吐いた

光世さんとの約束が気にはなったが、ここで断る勇気もなかった


ゆっくりと香と林の後をついて歩いていった